派遣アルバイトの中でも、飲食店は万年人手不足です。求人広告の件数が多いのを見てもそれは明らかですよね。飲食店の仕事は立ち仕事や接客業のため、敬遠される場合もありますが、その反面様々な魅力があるのも事実です。

やはり飲食店で働く一番のメリットは、料理が上手くなるということです。キッチンスタッフで一年ほど働けば、包丁の扱いからフライパン技まで様々な技術が身に付きます。さらに、イタリアンレストランで働けば、イタリアンのレシピをたくさん覚えられますし、中華料理店なら中華料理のレシピが、といったように独学では学べないような技を学ぶとこができます。さらに「私はホールスタッフだから、料理を学ぶのは無理かな」という場合。ホールスタッフでも忙しいときはキッチンに入ることもあるので、料理の知識などは身に付きます。そのため、はじめて料理をする場合でもなんとなく準備の仕方や手順がわかるようになります。

料理店で働くときに期待できるのが、まかないですよね。ほとんどの飲食店では、規定時間以上働けばまかないを出してくれる場合が多いです。また、募集要項に「まかない付き」と書かれている場合も多いです。まかないはメニューから好きなものを選べたり、余った材料で作られる場合もあります。また、まかないは無料の場合もありますが、通常の価格から4～7割引くらいの値段で食べられる場合もあります。まかないを食べられれば、一人暮らしなどで働いている人は、ご飯を作る手間もないので心強いですよね。

カフェ以外をのぞいて、飲食店のピークタイムはランチタイムとディナーです。ピークの短いランチタイムに比べるとディナーのピークは17時過ぎ頃から閉店まで続きます。お店側にとっては、この時間帯にどれだけお客さんを捌けるかが売り上げに直結してくるのです。そのため、この時間帯に入れる人材を常に求めています。なので、「学校が終わってから夜にしか働けない」「昼間は別の仕事をしているので、夜しかシフトに入れない」といった都合のある人でも積極的に雇いたいのです。さらに、ピークタイムは時給が上がるお店も多いので働く側も嬉しいですよね。

飲食店で働くメリットや魅力いかがでしたでしょうか。料理がうまくなるのはもちろん、まかないや隙間時間でのダブルワークに向いているといった様々なメリットがあります。どんな派遣アルバイトに就こうか迷っている人は飲食店を選んでみるのも良いかもしれませんね。